2008年度作品。アメリカ映画。
伝説のアマゾンの都市から盗まれたという、ヒーリングのパワーや宇宙の神秘を紐解く力を持つというクリスタル・スカル。スカルを神殿に戻したものは神秘のパワーを手にすることができるという。その伝説を信じるソ連軍のエージェント、スパルコはインディを捕らえ、スカルの捜索を強要する。インディは敵から逃れ、クリスタル・スカルを手に入れることが出来るのか?
監督は「宇宙戦争」のスティーヴン・スピルバーグ
出演は「逃亡者」のハリソン・フォード。「エリザベス」のケイト・ブランシェット ら。
インディ・ジョーンズ19年ぶりの新作も楽しい冒険活劇に仕上がっている。
ハリソン・フォード演じる老いたインディも、歳を感じさせないほど元気よく動き回り、アクションに参加している。アクションシーンは各所に盛り込まれていてテンポもよく、スピルバーグだけあって、見せ方も上手い上にアイデアもすばらしい。
またアクションのみならず、エピソードも盛り上がるように組み立てられているのがよくわかり、エンタメに徹しているのがよく伝わる。
しかし「最後の聖戦」を除くインディ・ジョーンズシリーズがそうであるように、この映画にはさほど心惹かれるものがなかった。いい部分はあるけれど、僕の心が踊るほどでもない。
その理由は結局物語に深みがないからだろう、と思う。ふうん、すごいね、の一言で終わってしまうため、心に引っかかるものがなく、ほとんど後には何も残らない。
前々から思っていたことだが、このシリーズは、というかジョージ・ルーカスが関わる作品は僕の波長と合わないようである。
それをわかっているにもかかわらず、見に行ってしまうミーハーな自分が少しだけ悲しい。
評価:★★(満点は★★★★★)
そのほかのインディ・ジョーンズシリーズ感想
「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」
「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」
出演者の関連作品感想:
・ケイト・ブランシェット出演作
「アイム・ノット・ゼア」
「あるスキャンダルの覚え書き」
「エリザベス」
「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
「バベル」
・シャイア・ラブーフ出演作
「トランスフォーマー」
「ボビー」
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